綾瀬市で生活保護を相談するには|生活支援課の窓口と、来られない人への訪問・メール相談

朝日と暮らしの風景(希望) 地域別

綾瀬市の生活保護のページは、最初の見出しが「生活保護の申請は国民の権利です」です。その次に置かれているのが「よくある誤解」の一覧で、窓口に行く前に多くの人が気にしていることを、市のほうから先に打ち消しています。

体調や事情によっては、役所まで出向くこと自体が負担だという方もいると思います。綾瀬市はそこにも答えを用意しています。

相談先は市役所の生活支援課

生活保護の相談と申請は、綾瀬市役所 福祉部 生活支援課の保護担当が受け付けています。市役所の所在地は綾瀬市早川550番地、保護担当の電話は0467-70-5614です。市役所の開庁時間は8時30分から17時までと案内されています。

市のページには、市役所に来ることが難しい場合は自宅に訪問すること、メールなどでも相談できることが書かれています。ページ下のお問い合わせ先には、問い合わせフォームへのリンクもあります。電話をかけるのも気が重い、という方は、まずはそこから状況を送ってみてください。

市は「保護のしおり」と「生活保護について(チラシ)」をPDFで公開しています。何を聞かれるのか、どんな扶助があるのかを先に読んでおくと、当日の話がしやすくなります。

市が打ち消している4つの誤解

綾瀬市のページが挙げている「よくある誤解」は、私たちが相談を受けるなかでもよく耳にするものばかりです。

・離れて暮らす親族に相談してからでないと申請できない、ということはない

・住むところがない人でも申請できる。施設に入ることに同意するのが申請の条件、ということもない

・持ち家がある人でも申請できる。住んでいる家は保有が認められる場合がある

・必要な書類がそろっていなくても申請はできる

親族への連絡については、もう一つ書かれています。DVや虐待、10年以上音信不通といった特別な事情がある場合は、親族への照会は行わない、という一文です。家族に知られるのが怖くて動けない方は、この事情を最初に伝えてください。

そのうえで、要件の説明もあります。働ける方は能力に応じて働くこと、土地・家屋・自動車・預貯金・生命保険などで保有が認められないものは処分して生活費にあてること、年金や手当などほかの制度が使えるときはそちらを先に使うこと。ただし資産も「一定の条件のもとに保有が認められる場合もある」とされていて、一律に手放すという意味ではありません。どこまで認められるかを判断するのは福祉事務所です。

申請してからの流れ

申請すると、福祉事務所が生活の状況や収入・資産を調べ、保護を始めるかどうかを書面で知らせます。生活保護法では、この通知は申請から14日以内が原則で、特別な理由があるときでも30日まで延ばせる、と決まっています。

相談と申請は別です。話を聞いてもらっただけでは手続きは始まりません。申請する気持ちが固まっているなら、そう口に出して伝えてください。申請の手順と持ち物は生活保護の申請のしかたにまとめています。

最初の電話やメールでは、うまく説明しようとしなくて大丈夫です。収入が止まった時期、手元に残っているお金、家賃や公共料金で払えていないもの、そして市役所まで行けるかどうか。このあたりをメモにしておくと、話が早く進みます。通帳や家賃の分かる書類が手元にあれば用意しておき、なければないと伝えれば足ります。

保護の手前で使える綾瀬市の支援

生活保護より先に検討できる制度も、生活支援課の生活困窮者自立支援担当(0467-70-5624)がまとめて受けています。

家賃が払えなくなりそうなときは住居確保給付金です。市のページに載っている額では、単身世帯の収入基準額は122,000円(基準額81,000円+家賃の上限41,000円)、金融資産は48万6千円以下が要件の一つになっています。支給は原則3か月で、条件を満たせば2回まで延長して最長9か月。お金は原則として市から不動産会社などの口座へ直接振り込まれます。金額は改定されることがあるので、申請の前に必ず市に確認してください。制度の全体像は住居確保給付金の条件と申請に書きました。

働いた経験がない方や、仕事を離れて時間がたった方には、就労準備支援事業「はたらっく・あやせ」があります。掃除や調理といった生活の講座から始めて、市内の協力事業所で1日2時間程度の体験実習を週2〜3回、就職後の面談まで続く仕組みです。いきなりハローワークに行く自信がない、という段階の人に向いています。

今日食べるものに困っているなら、市と社会福祉協議会、市内の団体でつくる「フードリンクあやせ」が食料の提供をしています。「住まい相談支援員」による住まいの相談もありますが、対応は週1回・日時不定とされているので、事前に問い合わせが必要です。

近くの市の窓口は、海老名市・座間市・大和市の記事で紹介しています。住まいのことが絡んでいるなら住居支援のページをご覧いただくか、無料の相談前チェックからお声がけください。窓口に行く前に、何をどう話せばいいかを一緒に整理します。当会は宅地建物取引業者ではないため、お部屋の仲介はしていません。

出典

・「生活保護の申請は国民の権利です」、よくある誤解(親族への相談・住む所がない場合・持ち家・書類)、自宅訪問やメール等での相談、生活保護の要件、親族照会を行わない場合、保護のしおり・チラシ、問い合わせ先(福祉部生活支援課保護担当 0467-70-5614)、市役所の所在地と開庁時間:綾瀬市「生活保護」(2025年4月1日更新)https://www.city.ayase.kanagawa.jp/iryo_kenko_fukushi/seikatsukonkyu_seikatsuhogo/12457.html(確認日2026年10月14日)
・自立相談支援事業、住まい相談支援員:綾瀬市「生活困窮者自立支援」(2024年9月20日更新)https://www.city.ayase.kanagawa.jp/iryo_kenko_fukushi/seikatsukonkyu_seikatsuhogo/12456.html(確認日2026年10月14日)
・住居確保給付金の収入基準額・金融資産・支給期間・支給方法、生活困窮者自立支援担当の電話番号:綾瀬市「住居確保給付金(家賃補助)」(2025年4月1日更新)https://www.city.ayase.kanagawa.jp/iryo_kenko_fukushi/seikatsukonkyu_seikatsuhogo/22656.html(確認日2026年10月14日)
・はたらっく・あやせの対象と内容:綾瀬市「就労準備支援事業『はたらっく・あやせ』」(2025年4月1日更新)https://www.city.ayase.kanagawa.jp/iryo_kenko_fukushi/seikatsukonkyu_seikatsuhogo/18097.html(確認日2026年10月14日)
・フードリンクあやせ:綾瀬市「フードリンクあやせ」(2026年7月27日更新)https://www.city.ayase.kanagawa.jp/iryo_kenko_fukushi/seikatsukonkyu_seikatsuhogo/18532.html(確認日2026年10月14日)
・申請による保護の開始、決定の通知の期限:生活保護法第7条、第24条 e-Gov法令検索https://laws.e-gov.go.jp/law/325AC0000000144(確認日2026年10月14日)

コメント

タイトルとURLをコピーしました