御前崎市で生活保護を相談するには|窓口は市役所の福祉課。追加給付の申出と、生活保護の手前の相談先

富士山を望む神奈川の海辺の夕景 地域別

御前崎市には、市の福祉事務所があります。静岡県がまとめている福祉事務所の一覧でも、御前崎市は「市福祉事務所」の表に入っていて、担当は市役所の福祉課です。県内でも吉田町や川根本町、森町のような町は県の健康福祉センターが生活保護を受け持っていますが、御前崎市の方は県ではなく、市役所に相談すれば話が始まります。

住んでいる地区によっては、市役所まで車やバスでそれなりにかかる方もいると思います。出かける前に電話で用件を伝えておくと、行ったのに担当がいなかった、ということを避けられます。

相談先は市役所の福祉課

生活保護の相談・申請は、御前崎市役所の福祉課です。住所は御前崎市池新田5585番地(〒437-1692)、福祉課の電話は0537-85-1121、ファックスは0537-85-1144。市役所の代表番号は0537-85-1111です。

市役所の業務時間は平日の8時15分から17時まで。土曜・日曜・祝日と年末年始(12月29日から1月3日)は閉まっています。朝は少し早くから開いているので、仕事の前に電話をかけられる方もいるかもしれません。

電話口では「生活保護のことで相談したい」と言えば伝わります。何を準備すればいいかは、そのときに聞けば教えてもらえます。

市のページに書かれている保護の考え方

御前崎市の「生活保護について」のページは短く、制度の原則が4つ並んでいます。預貯金や使っていない土地・家屋があれば生活費に充てる。働ける方は能力に応じて働く。年金や手当など、ほかの制度で受けられるものがあれば先に使う。親族から援助を受けられるなら受ける。そのうえで、世帯の収入が国の基準で計算した最低生活費に届かない場合に、保護が適用されます。

読むと身構えてしまうかもしれませんが、これは全国共通の原則を書いたものです。たとえば親族の援助は「受けられる場合は受けてください」という意味で、援助してくれる親族がいないと保護を受けられない、という話ではありません。家族に連絡されることが不安な方は、扶養照会を止めたいときの記事を読んでから相談に行くと、何を伝えればいいかが整理しやすくなります。

申請すると、生活保護法第24条により、原則14日以内、長くても30日以内に結果が通知されます。手順は生活保護の申請のしかたにまとめました。

以前に受けていた世帯は、追加給付の申出を

平成25年に国が行った生活扶助基準の改定について、令和7年6月27日の最高裁判決で当時の保護変更決定が取り消されました。これを受けて国が決めた追加給付を、御前崎市も行っています。

市のページによると、対象は平成25年8月から平成30年9月までの間に生活保護を受けたことのある全ての世帯です。平成30年10月から令和8年3月31日までの間に一部の加算や、毎年12月の期末一時扶助が算定されていた世帯も対象に入ります。いまは保護が止まっている世帯や、廃止になった世帯でも対象です。

いま御前崎市で受給している世帯は手続きがいらず、令和8年8月18日に支給される予定と案内されています。手続きが必要なのは、過去に御前崎市で受けていて、いまは受けていない世帯です。申出の受付は令和8年8月1日から令和9年7月31日まで。申し出るのは当時の世帯主で、亡くなっている場合は当時の世帯員です。

そろえる書類は、申出書、本人確認書類の写し、当時の世帯主と世帯員全員の戸籍謄本の写し(発行から3か月以内)、本人名義の通帳かキャッシュカードの写しです。障害者加算や母子加算を受けていた方は、その証明になる資料も出すよう書かれています。資料がなくても申出は受け付けますが、加算分を計算できないことがあるそうです。窓口のほか、福祉課保護係あての郵送でも出せます。本人が動けない場合の代理人による申出の決まりも、市のページに載っています。

制度全体の問い合わせは、厚生労働省が設けた追加給付相談センター(0120-179-445、平日9時から17時)へ。市も国も、電話で暗証番号や口座の情報を聞いたり、ATMの操作や手数料の振込を頼んだりすることはありません。そういう電話は詐欺を疑ってください。期末一時扶助そのものについては期末一時扶助の記事で説明しています。

生活保護の手前で相談できる場所

借金や税金が払えない。解雇されて家賃が厳しい。重い病気でこれからの生活が不安。市の生活困窮者自立支援制度のページには、こうした相談の例が並んでいます。生活保護を考えるより前の段階でも、相談してかまわないということです。

窓口は2か所あります。一つは御前崎市社会福祉協議会の相談窓口で、御前崎市白羽5402番地の10、御前崎ふれあいセンター「なごみ」の中にあります。電話は0548-63-5294です。市外局番が市役所(0537)と違うので、かけるときは気をつけてください。もう一つは市役所の福祉課(0537-85-1121)です。

相談支援員が事情を聞いて課題を一緒に整理し、支援のプランを作ります。就労支援員による仕事探しの支援、家計の立て直しを手伝う家計相談、すぐに働くのが難しい方の就労準備支援もあります。離職などで住まいを失った、または失いそうな方には、3か月を限度に家賃相当額(上限あり)を出す住居確保給付金があります。市のページには上限額が書かれていないので、額はこの窓口で確かめてください。制度の概要は住居確保給付金の記事にあります。

家賃の上限と、近くの市の記事

住宅扶助で出る家賃の上限は、地域の区分と世帯の人数で決まります。御前崎市の具体的な額は市のページに載っておらず、私たちも確かめきれていないため、この記事では書きません。引っ越しを考えている方は、契約の前に福祉課へ「この人数だと家賃はいくらまでか」を聞いてください。考え方は住宅扶助の上限額の記事に書いています。

近くの市については、掛川市と菊川市の記事があります。県の一覧では、どちらも御前崎市と同じく市の福祉課が窓口です。

何から話せばいいか分からないときは、無料の相談前チェックから状況を送ってください。住まいのことなら住まいの相談のページ、メールなら info@npokurashi.com でも受けています。私たちが内容を読んで、連絡します。保護を受けられるかどうかを決めるのは福祉事務所で、運用は自治体によって違います。私たちはその手前で、話を整理するお手伝いをしています。

出典

・生活保護の考え方(世帯単位、資産・能力・他制度・扶養の活用)、福祉課の住所・電話・ファックス、市役所の代表電話・業務時間・閉庁日:御前崎市「生活保護について」(2026年7月31日更新)https://www.city.omaezaki.shizuoka.jp/soshiki/fukushi/fukushi/seikatuhogo.html(確認日2026年10月27日)
・追加給付の概要・対象世帯・支給予定日・申出受付期間・申出者・必要書類・代理人・郵送先(福祉課保護係)・年末年始の閉庁期間・相談センター・詐欺への注意:御前崎市「最高裁判決を踏まえた生活保護費等の追加給付について」(2026年7月31日更新)https://www.city.omaezaki.shizuoka.jp/soshiki/fukushi/fukushi/seikatuhogoseido/11364.html(確認日2026年10月27日)
・生活困窮者自立相談支援事業の相談事例・支援内容、住居確保給付金、家計相談支援、就労準備支援、相談窓口(御前崎市社会福祉協議会・市役所福祉課):御前崎市「生活困窮者自立支援制度」(2026年6月29日更新)https://www.city.omaezaki.shizuoka.jp/soshiki/fukushi/fukushi/seikatukonnkyu.html(確認日2026年10月27日)
・御前崎市が市福祉事務所(福祉課)であること、町は県の健康福祉センターの管内であること:静岡県「福祉事務所、町福祉課、社会福祉協議会連絡先一覧」(2026年2月2日更新)https://www.pref.shizuoka.jp/kenkofukushi/shakaifukushi/seikatsuhogo/1022348.html(確認日2026年10月27日)
・決定までの期限:生活保護法第24条 e-Gov法令検索https://laws.e-gov.go.jp/law/325AC0000000144(確認日2026年10月27日)

コメント

タイトルとURLをコピーしました